結婚相談所で「子どもが欲しい」50代初婚男性の夢をかなえる人の条件

結婚相談所の訪れる50代の男性入会希望者の、多くの第一条件は「子どもが欲しい」と訴えてきます。
しかし、子どもにこだわると相手の女性の年齢が限られてしまい、婚活は厳しいものとなります。

52歳で生まれたとすると、子どもが大学を卒業したときには70代です。
そんな経済的に不安な人生設計を受け入れる女性は少ないでしょう。
ただ、子供が欲しいのか、それとも結婚相手を探すのかが問われます。

苦戦は必至だが、不可能ではない。

研究職の功さん(52歳 仮名)も子どもにこだわる婚活男性でした。44歳から、他の相談所で200万円以上使ったと言います。「最後の砦」だと私のところに電話をしてきました。
入会時には「子どもが欲しい」と主張していました。そうなると、理想のお相手は40歳くらいまでとなります。
残念ながら功さんには、30代の女性がお付き合いしたくなる雰囲気はありませんでした。

過去の恋愛事情が大きく左右する

50代初婚の婚活男性は、女性に縁がなかった人か、それなりに女性と交際をしてきたが結婚の決心ができなかった人に大別されます。功さんは前者でした。
現状では30代女性とのご縁は難しいと伝え、「子どもはもういいです」と納得したのですが、いざお見合いの申し込みを始めたら、30代の女性ばかりに集中していました。
半年間 一度も「受諾」の返事がなかったので、ようやく現実を受け入れ、「子どもはもうほんとにいいです」と気持ちを切り替えた途端、40代前半の女性とのご縁が訪れ、今ご成婚に向かっているところです。

テレビの世界と現実の差を認識しているか

50代初婚の男性は、自分の“老い”に気がついていない男性が多いように感じます。
50代といえば、早くに結婚していればすでに孫がいる男性もいます。
奥さんのサポート、子どもの受験や結婚などの経験し、子ども関係の友人も大勢います。
こうした男性と比べると、女性や他人に対する経験値の少なさ故 気持ちを察する感覚が未熟な方が多いのです。
デートで美術館に行って、チケットを買うために30分間、女性と前後一列に並び、まったく会話がなかったという男性もいました。女性は食事もしないで帰ったそうです。当然 「終了」です。

中高年の有名人が若い女性と結婚する「年の差婚」が当たり前のように報じられているので、「ひょっとして自分も」と思いがちですが、芸能人や企業社長とは経済力や経験値がまったく違います。若い女性との会話の上手さなど、引きつける魅力が必ずあります。

多くの経験から女性としてでなく、一人の人間として接する度量の大きさを持っているからなのです。

子どもは勝手に育つわけではありません

他人と暮らし、その人を扶養し、お世話をしたことがないにもかかわらず「子どもが欲しい」という男性には、そもそも「子どもを育てられますか?」と聞きます。
ほとんどの人が実家暮らしで、一人暮らしはおろか寮にすら居たことがない方が大半です。
他人だった女性を、奥さんとして迎え入れその生活に慣れるまでに、1~3年はかかります。味付けや、習慣をすりあわせ、夫婦としての生活を充実させることを優先しないと、子供どころか夫婦としての関係も危なくなります。

「自分の子どもを残したい、血を残したい」という思いはわかります、ですが、子どもは生まれた日からがスタートです。50代で育てるのは体力的にも容易なことではありません。
「甥っ子や姪っ子で、十分慣れている」という人がいます。甥や姪は、かわいい姿しか見せていません。
夜中におむつを替えたり、熱が出て一週間も看病したり、保育園に送迎したり、学校でいじめられたり、といったことを体験できません。自分のこどもの運動会や参観日は、他の親に比べて高齢なのだと痛感します。親の会合で20歳くらい年下の人とうまく関係を保たねばなりません。自分の子どもは、そうした困難も含めて成人するまで責任を持って育て上げなければなりません。こそだて

まるで、若い奥さんと子どもをセットのように考えて、育児に参加することを一切考えていない。奥さんに家事は全部任せて、出産・育児もしてほしい。そんな“夢物語”を得意げに語る男性が多いのです。

選択肢を広げてみると、意外な世界が見えてくる

40代で出産は無理だが、子どもは欲しいと思っている女性もいます。
本当に子どもを育てたければ、そんな思いの方と養子縁組ができる子どもと暮らすことも出来るでしょう。
愛情をそそいで築く親子関係に、血がつながりが有るかどうかは関係ないのではないでしょうか
又、同じ30代でも、すでに子どもがいる方を選択肢に入れれば、結婚の可能性は多いに高まります。

「年の差婚」が待受ける現実

50代で子どもを持つことには、かなり経済的に余裕が必要です。
晩婚の会員で子どもを産んだ人の経験をお話しします。

夫は52歳 年収は450万円、妻は40歳でした。女性だけでなく男性も、40歳を過ぎると生殖能力が低下します。
自然妊娠がむつかしく、不妊治療を始めて2人の貯金1000万円を使い果たしてしまいました。
子どもは授かったものの、教育費や洋服・通学費などかかる費用は際限がありませんでした。
とても自分たちの老後の資金までは考えられなかったでしょう。

それでも無事に子どもを授かり、しっかり育て上げたとします。それで「めでたし、めでたし」ではありません。

奥さんは、ある程度子育てが終わってもまだ40~50代。男性は70~80代です。
女性にしてみればもう子育ても終わり、自由になりたい。もう1回結婚したいと考える女性もいるのです。
実際 離婚して、私の結婚相談所に入会され 今 活動中の方もいます。
「奥さんに介護をしてもらおう」なんてあまい考えは持つべきではありません。悲しむ男性

30代と結婚した50代男性に、「奥さんは、奥さんじゃなく長女だと思って接して」と伝えました。
奥さんに甘えるのではなく甘えさせてあげる、その感覚がないと年の差婚はとても難しいのです。
仕事をしている女性であれば、駅まで車で送迎・出来る限り家事をしてあげる。
休日の買い物は「荷物運搬」に徹し、職場の愚痴を聞き、なぐさめそして元気付ける。
そうして娘のように愛情たっぷりに尽くしても、将来に何の保証もありません。
どうしても「若い女性と結婚して子どもが欲しい」のなら、最低限これくらいの覚悟が必要です。

これがわかって実行できる人なら、「大いに若い女性を見つけなさい。」と勧めます。
お金を払って結婚相談所に入会したから「若い女性と子どもが欲しい」と安直に考えている人には、婚活にかかる費用を「老後のために貯金した方がいいですよ」と入会をお断りすることも有ります。

条件を厳しくすればするほど、結婚対象になる女性の人数は激減します。
宝くじなら買えばかすかな可能性は有りますが、結婚は自分の努力だけではどうにもできない「縁」を見つけ出さなければなりません。
選択肢を再考してみたときに、思わぬ出会いがあることを私たちはたくさん体験してきました。

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